BIツール導入して分析してガンガン成果を出していく! という思想のもと、導入する事は最近珍しくなくなってきましたが、 何も考えずに導入すると運用フェーズ以降で色々課題が出てきて、あー事前にこうしておけば良かったなぁ。 という事が多々ありましたので、今後も同じ事を繰り返さない為にメモしておきますー。

その①

外部システムとのデータ接続部分は一定期間分のデータで洗替え可能にしとこう

送信元で障害は起こるものと考えて、不正なI/Fがきてそのまま処理されてしまう事が多いため、

受け側であらかじめ1週間ぐらいの過去データも日々取込んで洗い替え(UPDATE的な)出来る仕組みにしておく。

→数値ずれが起きても毎日一定期間(1週間とか)分洗い替えるため、概ね自動でデータ復旧してくれる感じになります。

運用年数が長ければ長いほど、工数節約(生産性向上)になります。

→この仕組みがないと、データ不整合に悩まされます。特に後続処理が多ければ多いほど影響範囲が広がることになり、調査&復旧工数が数日にわたるなど、生産性が大きくマイナスに。

その②

ダッシュボードは定期的に断捨離する

 基本的に運用年数が長ければ長いほど、ダッシュボードは増えます。なぜなら、データを参照したい経営、営業、企画、マーケティング、CSメンバからの依頼が都度発生する為。ただし、依頼を行った人が退職や異動してしまった場合、見たいデータの目的、粒度も変わるため、あらかじめ2ヶ月参照ないダッシュボードは削除すると明言しておく。 

→なぜかと言うと、ダッシュボードを作る為の集計処理(プログラム)は削除しない限り永遠に動き続けてDBサーバへの集計負荷がかかる&バグなどの発生によるメンテナンスコストも増大し続けていく為。

→運用して2〜3年経つと、おそらく半分ぐらいのダッシュボードはほぼ使われてないものになっていると思われますので、そういったものは断捨離してしまいましょう。

→断捨離するには、アクセス頻度などの情報が必須な為、それが自動で収集されるツールを導入するのがおすすめです。

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