個人開発でGCEの無料枠を使っていたのですが、2021/9/1から急に課金されるようになり、請求金額のアラートが来て焦ったので、原因調査から対策までの内容をまとめました。

・GCPの無料枠内でGCEを利用していた

・2021/9月にGoogle Cloud 請求アラートが届いて焦った

・インスタンスを変更する必要があった(無料枠のインスタンスが2021/9月から変更された)

突然こんなメールが届きました。

え・・・

今まで無料枠で利用できていたので、何事であるか!?(かなり焦りました💦)

最初は原因をいろいろ考えました。

  • 直近でGCEにリリースしたモジュールで何か非常に重い処理を入れたか?
  • サーバがハッキングされて、踏み台として利用されている?
  • 無料枠が終了になった?

とりあえずメールのCloud Consoleを開くをクリックして、お支払いのレポートを見てみることに。

メールにあるリンクをクリックすると以下のように、GCPのお支払いに飛ぶので、そこのレポートを選択すると、

どうやら1日あたり20円の課金がされていることがわかりました。

グラフの下にある費用の傾向? 欄をクリックしてみると

ということなので、先月の使用状況との比較ということで、多分サーバの無料プランが終わったのが濃厚かな?と考えました。

上記の通りであれば、Googleさんから事前にそういう連絡メールが来てそう。とメールを検索してみることにしました。

Gメールの検索窓で、

google free」 という感じで調べてみると、ありました!

[Action Required] To continue receiving your Free Tier discount, upgrade your F1-Micro VM to an E2-Micro VM by September 1, 2021 

というメールが!!

翻訳してみると、

無料利用枠の割引を受け続けるには、2021年9月1日までにF1-MicroVMをE2-MicroVMにアップグレードしてください。

これですね。(英文メール普段から基本スルーしてたので、英語力鍛えないといかん)

では、変更しましょうということで、メールの文面にマシンタイプを変更する対応のリンクが貼ってあったのでそこを開く。↓

メール見つからない人がいるかもなので、マシンタイプの変更先のリンク貼っておきます

https://cloud.google.com/compute/docs/instances/changing-machine-type-of-stopped-instance#changing_a_machine_type

リンク先から、右側のマシンタイプの変更を選ぶと、上記の手順に飛ぶのでその通りに対応する。

[VMインスタンス]に移動をクリックする。

対象のインスタンスを選択してチェックボックスをクリックしてから、停止ボタンを押す

上記の注意画面が出るが、気にせずに停止を押す。(停止しておかないとインスタンスの変更ができない)

しばらく待つと、インスタンスを停止しました。的なメッセージが出る。

次に、

上記のインスタンスの名前の部分をクリックするとインスタンスの詳細画面に移動するので、そこで編集ボタンを押すと、以下のようにインスタンスのシリーズをE2にしてマシンタイプをe2-micro( 2 vCPU、1 GB メモリ)に変更して、一番下にある保存ボタンを押す。

その後インスタンスの詳細画面に戻るので、対象のインスタンスのチェックボックスをクリックして、開始/再開ボタンを押す。

注意画面が出るが気にせず開始を押す

これで完了。

あとは後日、GCPのお支払いにレポートを確認して、課金が増えてないか?を検証して完了です。

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